HOME > 平戸つつじ染め物語

平戸つつじ染め物語

平戸つつじ(ヒラドツツジ)は平戸原産の常緑のツツジで、
平戸・松浦藩の武家屋敷にて種々な原種の交雑により、
400年以上の悠久の時を経て育まれた門外不出の花でした。
その大輪の花びらは世界一のツツジとも云われ、
短い間ではありますが満開の時期にはびっしりと美しく咲き誇り、
見る人の目を大いに楽しませてくれます。

その儚い生命の美しさを映そうと、摘み取った花びらを使って
一枚一枚染め上げたのが「平戸つつじ染め」です。

自然の花びら染めは1本1本の木から得られる色が全て異なるので、
ひとつとして同じ色はありません。
また、上に咲く花と下に咲く花でも、染まる色は違ってきます。
かけがえのない、その花の個性ひとつひとつを大切に、絹や綿、和紙に映しました。

ひとつしかない色、ひとつしかないモノを、
世界にひとりしかいないあなたへ贈ります。

自然の花びら染めは、使っていくことで色が自然に落ちていきます。
その色落ちを楽しみながら、大切にご使用下さい。
あなたの生活に愛が溢れますように。

〈つつじの花言葉〉初恋・燃える思い・愛の情熱・愛の喜び・恋の喜び





平戸城下・町屋ぎゃらりぃ 平戸商工会議所